とにかく、皮革のことは一生勉強してもたどり着けない、幅広さと奥深さです。そのため、すべてを学んでからと思っても無理なので、自分の持てる知識と浅い経験を最大限に活かして、草加の皮革産業がもっと活性化し、知名度を得るためにできることをしていきます。
学生さんたちが持っている突飛な発想に期待しています。革製品の製作においては、知識が増えるほどに「作りやすいもの」や「コストがかからないもの」といった制約に縛られがちです。そうした現状を打ち破るような、斬新なアイデアを学生さんたちと一緒に考えていきたいと思っています。